琵琶湖ホテルで皇子山中学の同窓会を開催

　5月20日の11時から浜大津にある琵琶湖ホテルで、１９６６年度に皇子山中学を卒業した同窓会が開催された。この同窓会は三回目である。私は一回目の同窓会に初めて参加した時、変形性股関節症を治す、きっかけを作った神吉豊君に出会った。彼は長等小学校の時5，6年生の時、同じクラスであった。彼は大津市民病院で当時副院長を務めていて心臓血管の専門医であった。私は当時、大学時代の交通事故で左足の長さが右足より1.5センチ短くなっていた。しかも緑膿菌感染症になっていてそれを完治するのに大津市民病院に一年半入院してその間に八回手術をしなければならなかった。そのため和光大学を二年間休学しなければならなかった。

　私は交通事故が原因で二年遅れて和光大学を卒業した。卒業後は大津へ戻り就職することができた。これが私の歩んできた人生の歩みである。

　事故のあと杖なしでも歩けるようになったが、２００２年頃変形性股関節症になり左足に人工関節を入れなければ歩けなくなり、その手術をした。その時、神吉先生に世話になった。もし皇子山中学の第一回の同窓会で神吉君に出合わなかったら、寝たきりになっていたかもしれないと最近思っている。

今年は例年になく天候が不安定で冷え込んだが、５月２０日当日は寒かった冬の峠も越え、良く晴れた一日になった。この日ＭＫタクシーで車椅子を積んでＭＫタクシーで琵琶湖ホテルまで行くつもりであったが、息子の卓史が車で会場の琵琶湖ホテルまで送ってくれた。

栗東の家を９時半過ぎに出発して琵琶湖ホテルに１１時前に着いた。卓史と一緒に同窓会の受付になっている三階の瑠璃の間へ移動して受付を済ませた。同窓会で琵琶湖ホテルに来たのは、長等小学校の同窓会が一回。皇子山中学の同窓会が二回の三回目であった。

５０年目の同窓会の参加者はみんな元気な様子であった。会が始まって旧友と話を始めたら、みんな心があの幼き中学校時代に戻って卒業後の人生についてお互い語り合って、それぞれ当時の想い出話に美しい花が咲いていた。今回、旧友同士の語らいを重視して担任の先生には声掛けをしていないとのことであった。

同窓会は３Ｆの瑠璃の間で同窓生１１２名の参加で12時から始まった。皇子山中学卒業後５０年ぶりの旧友との再会となった。11時から参加者の受付が始まっていた。１２時になって記念撮影が、３年１組の同級生の木村正司君の撮影で１組～５組と６組～１０組の二つに分かれて記念写真を撮影で同窓会が始まった。

12：00　開宴のことば　　　　事務局　　　河本裕和君

　　　　黙　　祷

12：15　挨拶・乾杯　　　　　事務局　　　林(南)恵次郎君

13：30　フラダンス　　　　ハラウフラオリアナの皆さん

各テーブルでは５０年ぶりに再起した旧友との話に花が咲いた。

15：15分ぐらいまで中学時代の想い出話に話題は尽きなかった。テ

ーブルに用意された料理も美味しかった。１５時になり同窓会もフ

ィナーレを迎え、市井(堀井)くるみさんのピアノ伴奏で皇子山中の

校歌斉唱と琵琶湖周航の歌の合唱でエンディングになった。

15：30　開会の言葉を事務局の鷹木洋君の挨拶で第一部は終了した。

閉会の挨拶の中で鷹木君から、「１９６６年度卒業の同窓会」のネッ

トワークを作って同窓会のホームページを作るという大きな目標も

発表された。

二次会は以前の大津駅前通りにある「白いピアノ」という喫茶店で

行われた。私は車椅子に乗っていたが同窓生に助けてもらい、二次

会にも参加することができたいへん有意義な同窓会になった。

参加者のこれからの健康とますますの活躍を祈念し同窓会の感想

といたします。素晴らしい同窓会ありがとう！

これからもよろしく！

２０１７年５月２１日(土)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八十島　伸郎